残念な考え方を変えた先にある結論は
仲間と仕事をしよう。
自分の仕事の価値をお金にしよう。
仕事で人を幸せにしよう。
です。
この記事を読むと、
東証一部上場のIT企業に務める私が
実際の業務中に出会った、
仕事が嫌になる3つの残念な考え方
を良い方向へ変える思考
が手に入ります。
面倒だから自分でやる
「忙しいからこの仕事よろしく!」
と振られたはいいものの、それは
「野菜売っておいて!」
くらい具体性の無いものでした。
何の野菜?どれだけ?生でいいの?切っておく?
など疑問は尽きません。
他に情報がないか聞いてみると
「じゃあお客さんに聞いておく」
と。
そうじゃないんです。
そこを
「聞いておいて!」
と言えれば、忙しい人は仕事を手放すことができます。
・問題
人に頼むより自分でやった方が良い、と考える。
→どんな仕事も蓄積すると重荷になる。
一人で全部はできない。仲間を使おう。
ネットで買うより高い?
得意先向けに見積りの草案を作成したところ
「この製品、ネットの価格より高いですが大丈夫ですか!?」
と聞かれました。
確かにすぐに調べられるネット上の価格と比較することは重要です。
ただし、今回のケースは
その製品を含んだ一式の提案になっていて、
今後、内容に変更が入る可能性の高いものでした。
ネットで勝手にポチッと買うものと、
担当者があれこれ考えて提案したもの、
どちらに付加価値があるでしょうか。
・問題
モノの価格でしか価値を比較していない。
→自分の仕事の価値をきちんとお金にしよう。
お客さんの希望だから・・・
「注文データを44個作らないといけないんです・・・」
と、困っている同僚がいました。
話を聞いてみると、
お客さんの希望で、44件の納品先へ全て同じ製品を
それぞれ荷受者宛に納品してほしい、というものでした。
納品先の内訳を見てみると
44件のうち、同じビル・フロアへの納品先をまとめると
たったの4件でした。
荷受者ごとでなく、フロアごとに注文データを作れば
11分の1 の仕事量で済みます。
これを説明しても
「お客さんの希望だから・・・」
と言って、44個の注文データを作っていました。
この作業自体にミスのリスクがあり、結果お客さんへ迷惑をかける可能性があります。
そして、この後データチェックの担当や配送業者などにも
44件分の負荷がかかることでしょう。
・問題
言われたことをそのまま受容している
→自分の仕事で誰を幸せにできるか考えよう。
(誰かを不幸せにしていないか考えよう。)
まとめ
紹介した3つのケースのどれも
決して悪いことではありません。
しかし、全て自分自身を苦しめる選択となっています。
(もちろん手を差し伸べられたものもありますが)
少し視点を変えるだけで
仕事は明るいものになります。
仕事が嫌になる前に思い返してみてください。